いちゃいちゃパラダイス 姫路店
出勤予定
14:00~00:00
  • 写メ
  • 如月マロン(いちゃいちゃパラダイス 姫路店)
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紅白梅図屏風

24/08/29 21:25

紅白梅図屏風
背景を省略し右隻に紅梅左隻に白梅を配して梅の木の間に流水。紅梅は画面いっぱいに描きながら白梅の大部分は画面外に隠され左右対照の妙を見せながら中央の流水を未広がりに描いて微妙な曲面をつくり上げた構図は光琳の独創性の賜物です。その独創性ゆえこの絵は様々な見方がなされてきました。いくつか例をあげると左右の梅は男性で女性を表した流水を奪い合っているという説や紅梅は若さ白梅は老いを表し流水は時間の流れを表すという説など。実際のところは不明ですがそのようなイメージや暗喩を喚起するのも比類なき名画であるがゆえのこと。いかに多くの人の心をとらえたかということの証でもあります。光琳が宗達に私淑しその画蹟に啓発されながら独自の画風を築き上げたことはよく知られている。水流を伴う紅梅・白梅の画題や二曲一双の左右隻に画材をおさめる構成のやり方がそれである。しかし白梅の樹幹の大部分を画面外にかくし紅梅は画面いっぱいに描いて左右に対照の妙をみせ中央に水流をおいて末広がりの微妙な曲面をつくり上げた構図は光琳の独創ということができよう。後に光琳梅として愛好される花弁を線書きしない梅花の描き方や蕾の配列樹幹にみられるたらし込み更に他に類を見ない卓越した筆さばきをみせる水紋などこうした優れた要素が結集して画面に重厚なリズム感と洒落た装飾性を与えている。本屏風が光琳画業の集大成であるといわれる所以であろう。向かって右隻に「青々光琳」左隻に「法橋光琳」と落款がありそれぞれ「方祝」の朱文円印が捺されている。光琳晩年の作と思われ、津軽家に伝来した。