柚の写メ日記：贅沢なひと時（品川デリヘル）

今まで事務所前に集合している
立ちんぼたちに
ご立腹だったゆずぴですが、

最近になってようやく
見る目が少し変わってきたんです。

真夏の暑っつい熱中症に
なるような日も

台風が来て土砂降りの日も

1秒でも早く屋内に入りたいと
思うような極寒の日も

彼女たちはずっとたち続けてるんですよね。

どんなにスカウトが声掛けても
絶対に動かない

まさに鋼のメンタル。

ここまでくると
もう、すごいなと思ってしまう。

もちろん犯罪だし、
性病の温床だし、

良いことではないんですが、

そこまでして
お店に引かれずに
一日にどれだけ
ハンターから声をかけられ
稼ぐかをつらぬいているのは
とにかく天晴れ。

柚なんて、冷房強すぎると
ドライバーさんに
「すみません、ちょっと冷房弱めてもらっていいですか？」とか
すぐ言っちゃうもんな。

彼女たちには冷房も暖房も
関係ない。

そこまでして稼ぎたいと思う気持ちが
すごいよ。

そしてそこまでして
お金貯めて(もしくは売掛の返済)を
させようとする
飲食店店員も
詐欺師になったら立派な詐欺師に
なれる気がするし。

でも色恋って狂気と愛情の
表裏一体だと思っていて、

先日も深夜の歌舞伎町の道を
ドライバーさんと車に乗っていたら
車道で女の子がとてもとても
大きい声で
ギャーギャー言って駄々をこねていた。
車道で危ないからなのか
なんなのかわからんけど、
隣にホストがいて
なんか声かけていて。

色恋でめちゃくちゃ体張って
稼いできてくれるかもしれない

でもいつ女の子が狂うか
分からない

刺してくる可能性だって大いにある。

キャバクラはお金のある人が
大金を払っていて成り立っている

のに対して、ホストクラブはお金のない人に
大金を払わせるから嫌なのよね。

でもある人が言いました。

ホストは必要悪だと。

目の前で毎日連勤している
立ちんぼさんをみていると
なかなかそう思う境地にはなれないけど、

もしかしたら

もしかしたら

世の中にとっての
必要悪なのかもしれないな。

柚