デリヘルとは？

まずデリヘルとはデリバリーヘルスの略で、特定の店舗を持たず、お客さんの自宅や指定されたホテルに風俗嬢を派遣し性的サービスをしてもらうものです。

デリヘルの最大の特徴は、自宅やホテルに風俗嬢がきてくれることです。

外に一歩も出ずに電話一本で女の子を呼ぶことができますから、男性にとっては最も手軽な風俗です。
また、派遣される女性の服装も普段着なので、疑似恋愛を楽しむことができます。

デリヘルの主なプレイはキス、全身リップ、フェラなどいろいろですね。

デリヘルの仕事内容

次にデリヘルのお仕事内容ですが、先ほどのデリヘルの遊び方と同様に、男性客の自宅か指定したホテルに行き、性的サービスをするものです。

派遣先はお客さんの自宅だけでなく、ラブホテルやシティホテル、ビジネスホテルなどさまざまな場所へ派遣されます。
移動はお店のドライバーに送迎してもらえたり、あるいは交通費は後で支給する出お店もあります。

デリヘルのプレイ内容やお仕事の流れは、この後の項目で詳しく解説します。

デリヘルの仕組み

デリヘルの流れは至って簡単です。

1. 予約が来る
2. 指定の自宅 or ホテルに向かう
3. 料金を受け取る
4. シャワーを浴びる
5. プレイ開始

この流れを繰り返すだけです。

①予約が来る

お店から予約の電話がきたら、お客さんの情報(名前、希望のオプション、コース)を聞きます。

初めてのお客さんの場合は細かい情報がないので、実際に会ってから確認する必要があります。

②移動する

次はお客さんのいる自宅 or ホテルに移動します。
移動はドライバーが送迎してくれるパターンと、徒歩でいける範囲のホテルだったら徒歩での移動になります。

③料金を受け取る

到着したら、現金払いの場合はその場で料金を受け取ります。
最近のデリヘルはクレジットカード決済に対応しているので、事前にカード決済で支払いを済ませている男性客が多いです。

④シャワーを浴びる

メインのプレイに入る前にお客さんとシャワーを浴びて、体を綺麗にします。
シャワーと合わせて歯磨きとうがいをして、お口の中も清潔にしましょう。

⑤プレイ開始

お客さんと体とお口を綺麗にしたら、プレイ開始です。

1回のプレイ終了はお客さんが射精するか、プレイ時間終了を知らせるタイマーが鳴った時です。

延長などをせずプレイが終了になったら、帰る前にもう1回シャワーを浴びてからお客さんとお別れします。

デリヘルは具体的に何をする？

「デリヘルってどんなことするの?」「本番とかあるのかな?」とデリヘルのお仕事内容がイマイチ分からない女の子もいるでしょう。

そこで、デリヘルで行われる具体的なプレイを解説します。

デリヘルで男性にサービスするプレイは、コースに含まれているものと、オプションで追加するものがあります。
この項目で紹介するプレイは、ほとんどのデリヘルでコースに入っているプレイです。

ディープキス

お客さんと舌を絡ませたキスをします。
プレイに入る前に、お互いに緊張をほぐし興奮をちょっとずつ高めていきます。

全身リップ

お客さんの全身をキスしたり、舌で舐めて刺激するプレイ。
基本的に行うように言われますが、プレイ時間や男性の嗜好によっては、やらないこともあります。

手コキ

ペニスを手でシゴくプレイで、全ての風俗で必ずするプレイです。
シゴき方によって、射精を早めることも遅らせることもできます。

フェラ

ペニスを舐めたりお口にペニスを入れてストロークするものです。
フェラは風俗のプレイの中で手コキと同じく必ず行われるプレイ。

素股

ペニスを女性器で擦るプレイで、疑似セックスを体験できるプレイとあり、オーダーが多いプレイです。
素股は風俗でしかしないプレイで、素股が得意な女の子は指名が入りやすくなります。

パイズリ

おっぱいに自信のある女の子におすすめのプレイで、シャワーやお風呂でお客さんの体におっぱいを擦り付けるプレイです。
ベッドでもローションを塗りつけて、背中などにおっぱいを這わせることもパイズリプレイは、おっぱい好きのお客さんからオーダーが多いです。

タマ舐め

睾丸いわゆるタマタマを舐めるプレイで、タマ舐めをしてあげると喜ぶ男性客も意外と多いです。

口内射精

お口で精子を受け止める口内射精は、デリヘルを含め全ての風俗で取り入れられているサービスです。
本番ができない分、お口に出したいというお客さんが多いプレイ。

デリヘルでオプション追加が多いプレイ

デリヘルでよく追加されるプレイです。

コスプレ

制服やナース服など、普段と違う格好でプレイした男性客に人気があるオプションです。
追加料金は1着2,000～3,000円で、コスプレを無料で提供している店もあります。

イラマチオ

喉の奥までペニスを入れて咥えるため、女の子の方は少々苦しいです。
その姿を見て興奮する男性がオーダーしてくるプレイですが、店によっては別オプションになっていることがあります。

イラマチオのオプション代は平均で2,000～4,000円ほどです。

ごっくん

ほとんどのお店で有料オプションにしているものです。
お口で受け止めた精子を飲むプレイです。

オプション代は3,000～5,000円と高めですが、結構キツイプレイなので無理はしない方がいいでしょう。

オナニー鑑賞

男性客にオナニーしている姿を見せるオプションで、約2,000～3,000円程度のオプション代がかかります。
女の子への体の負担が少なく稼ぎやすいオプションです。

ローターなどのおもちゃ

数あるオプションの中で手軽にできるオプションで、500～3,000円程度でおもちゃが追加できるとあって人気が絶えないオプション。
ローターやバイブ辺りは500～1,000程度で追加できるので、お客さんからオーダーがあったらぜひやってみてください。

デリヘルで働くメリット

他の風俗とは違い、デリヘルでのお仕事はかなりデメリットがあります。

①日払いでお金がもらえる

デリヘルで働くメリット、1つ目はその日稼いだお金はその日のうちにもらうことができるところです。
給料をその日のうちに受け取ることはモチベーション維持に繋がります。

風俗で働くからには、たくさん稼ぎたいですよね。繁忙期などは特にお客さんが多いので、忙しかった日はその分給料も上がります。
手渡しでお金を受け取れば次回のお仕事のやる気にも直結します。

出たい日に出て日払いでお金がもらえることは、仕事のモチベーションを高めることに繋がります。

②深夜～早朝まで働ける

ソープや箱ヘルなどの店舗型風俗は深夜0時～朝6時まで閉店しています。

これは店が決めているのではなく、風営法で営業時間が制限されているのが理由です。
しかしデリヘルは無店舗型風俗なので24時間営業している店も多いので、本業や大学の後に働くことができます。

副業で風俗のお仕事をするなら、デリヘルがピッタリです。

③出勤日数などを自由に決められる

デリヘルは一般的なお仕事と違い、自分の都合に合わせて出勤日数や働く時間を決めることができます。

ちなみに、人気のある女の子はコンスタントに出勤している傾向にあります。
出勤日数が安定していなくても、写メ日記などで次回の出勤予定などを出して、お客さんにアピールしている女の子、意外と稼いでいるようです。

④年齢やルックスを気にしなくていい

ソープやピンサロなど、ルックスや年齢に審査がある風俗だと、面接をしても落とされる可能性があります。

しかし、デリヘルはそのままの容姿で誰でも働くことができます。
理由としては、デリヘルはあらゆる男性の性癖や女性の好みに適した店がたくさんあるからです。

〇〇系・〇〇専門といったお店があり、

1. 人妻・熟女系
2. ぽっちゃり系・デブ専
3. ロリ系
4. SMプレイ専門
5. イメプレ専門

といったように、あらゆるジャンルがデリヘルには存在しています。

自分に合った風俗の業種を選んで働くことができるのは大きなメリットですね。

デリヘルで働くデメリット

続けて風俗で働くデメリットをお伝えします。
普通のお仕事より自由に出勤し稼げる分、落とし穴になることもあるのです。

①金銭感覚が狂う

風俗のお仕事“あるある”なことで、一気にたくさん稼げてしまうので、金銭感覚が狂いやすいのです。

デリヘルでもお仕事をはじめてよくある金銭感覚の狂いは、

• ホストにお金を使う
• 高級品を買い漁る
• 高級マンションで生活する

このような金銭感覚の狂いは風俗業界で働く女の子の典型例です。

その日のうちにお金を手渡しでもらえるので、その日のうちに使い切っても「また明日稼げばいいや」という思考に陥りやすいです。

また、風俗を続けていてもお金を使い過ぎたがために、借金をしたり債務整理をする女の子も少なくありません。

②性病にかかる可能性がある

デリヘルを含め、風俗で働くと付いて回るのが性病にかかる危険性です。

挿入がないデリヘルでも、フェラや素股などの粘膜同士の接触があるので、性病にかかる可能性があります。

性病は性器だけでなく、フェラやイラマチオをすることで喉に感染することもあります。
性病にかかってしまうと、治るまでお仕事ができません。

治さずお客さんに病気を移してしまったことが発覚すれば、罰金やクビにさせられることもあります。
また性病が治っても、完治したことを証明する書類を病院から提出するように求めてくる厳しい店舗もあります。

風俗で働くなら月1回の性病検査は必ず実施しましょう。

③生理中は働きにくい

正常な体なら月に1回生理が必ずきます。風俗店では生理中の出勤を控えるように求めるところもあります。

海綿(ボール状のスポンジのようなもの)などを膣内に押し込んで出勤する女の子もいますが、血が漏れだしたりニオイで気づかれることがあります。
お客さんに生理中とバレればクレームを付けてくる男性もいます。

生理中に働けなくなるのがデメリットですね。

デリヘルで働く上でのリスク

風俗店の中でも、デリヘルは手軽に働ける分リスクもたくさんあります。
知らないで入店してしまい、お客さんとトラブルになったり怖い目に合うことも少なくありません。

①本番強要

デリヘルはお客さんと2人きりの空間にいるのをいいことに本番を強要してくる人がいます。

風俗は本番は売春禁止法で禁止されています。もし受け入れてしまえば性病や妊娠のリスクが上がります。

もし本番を強要されたらすぐに店に連絡をして対応してもらいましょう。

店に報告せずにズルズルと接客すると「本番ができる嬢」などと認定されてしまい、お客さんの言いようにされてしまいかねません。

②盗撮

デリヘルは自宅やホテルでプレイをするので盗撮リスクがあります。

隠し撮りしてオカズにするお客さんや、中にはマニアに売ったりして稼ぐお客さんもいます。
また隠し撮りされたものをネット上などに拡散されると、完全に消すことができないのが厄介なところです。

一部のおかしなお客さんがいるのも風俗業界のデメリットかもしれません。

③トラブルに即対応できない

しかし、デリヘルの場合は店がないため、トラブルが発生してもすぐにスタッフが駆けつけることができません。

ソープやファッションヘルスのように店舗内に個室(プレイルーム)がある風俗なら、お客さんとトラブルがあってもすぐに対応してもらえますが、自宅やホテルではすぐに対応しようがないのです。

男性客とできるだけ揉めないように対応するスキルが必要になります。

④禁止行為による罰金やクビ

デリヘルで禁止されていることを行うと罰金やクビになることがあります。

罰金やクビなどの対象になるのは以下のパターンです。

• 本番行為をした
• お客さんと勝手に店外で会った

本番行為をしたことが発覚すれば、売春禁止法に抵触するので、即クビになることもあります。

そしてお客さんとプライベートで会って、それが原因で店に迷惑をかけるようなことがあれば、罰金やクビになる可能性も。
紹介した理由以外でも、店に迷惑をかけたり損害を与えることがあれば、クビや罰金になることがあるので気をつけましょう。