性癖やフェチとは?違いやフェチの種類・性癖との向き合い方を紹介します
では、人にはどんな性癖・フェチがあるのでしょうか?実は多くの人が何かしらのフェチを持っていると言われます。ある調査では、約6~7割の男女が20代までに自分のフェチに目覚めたという結果もあります。
そこで本記事では、性癖・フェチのバリエーションをあらゆる角度から紹介! 匂いフェチや脚フェチなど一般的によく聞くものから、ちょっと変わったもの、さらには理解しがたい特殊な性癖まで網羅します。 さらに、各フェチの裏にある心理や性癖が生まれる原因についても詳しく解説。
自分やパートナーの性癖とどう向き合えばいいかについても触れていきます。 ※本記事は性的嗜好に関する内容を含みますが、法に触れる行為や倫理的に問題のある行為を推奨するものではありません。あくまで知識を深めるための解説です。
目次
そもそも「性癖」「フェチ」とは?

まずは基本的な言葉の意味から確認してみましょう。「性癖」は冒頭で述べたとおり、本来は「偏った性に対する癖」を指す言葉です。よく男性受けの同人誌を読んだり、M性感に行くと「こんなんでイッたら癖になっちゃうよ?」なんて言われることもありますが、その癖とは性癖のことなのです。
癖は性癖に限らずあります。例えば「収集癖」「虚言癖」という言葉に使われる場合が本来の用法ですが、性的嗜好やフェティシズムを指す表現としてもよく使われるようになりました。 一方、「フェチ」はフェティシズム(Fetishism)の略語。
本来は「特定のモノや身体の一部に性的興奮を覚える嗜好」を指します。日本では「○○フェチ」の形で浸透していて、たとえば「脚フェチ」「匂いフェチ」など、人によって強く惹かれる対象があることを総称してフェチと呼びます。またフェチはかなり細かく分かれており、脚といっても太もも、ふくらはぎ、膝裏や足裏など人によって興奮する箇所が違ったりします。
つまり、現在の日本語で「性癖」「フェチ」と言う場合、「性的嗜好や興奮するきっかけや箇所」を示す言葉として使われるのが一般的ですね。
みんなはどんな性癖やフェチ? 一般的なフェチの種類

ここでは、比較的多くの人が抱いている「一般的なフェチ」を一覧で紹介します。身近でも「実は○○フェチなんだ」と話題にしやすいものが多いので、あなたや周囲の人に当てはまるものがないかチェックしてみてください。
- 脚フェチ – すらりと伸びた美脚や、むっちりとした太ももに魅了される。
- 足フェチ – 足の形や指先、靴を履いた状態など、足まわりに特別な色気を感じる。
- 手フェチ – 綺麗な指先や筋張った手の甲、血管の浮き具合など手にドキッとする。
- 腕フェチ – たくましい腕や細い腕など、自分好みの腕のラインに興奮する。
- 鎖骨フェチ – くっきり浮いた鎖骨が色っぽいと感じるタイプ。
- 首・うなじフェチ – 首筋やうなじのライン、髪の毛との境目にドキドキする。
- 胸フェチ – 豊満なバストや小ぶりな胸など、とにかく胸全般が気になる。
- お尻フェチ – 弾力のあるヒップラインや形の良いお尻を見ると目が離せない。
- 筋肉フェチ – 腹筋や腕、背中の筋肉など、引き締まった体に魅力を感じる。
- 髪フェチ – サラサラのロングヘア、ショートヘアのうなじなど、髪そのものに惹かれる。
- 匂い立つ汗フェチ – 運動後のうっすら汗ばんだ肌や香りに色気を感じる(匂いフェチと重複する人も)
①脚フェチ
脚全体、特に太ももラインに強い魅力を感じるフェチです。脚フェチの場合はミニスカートやショートパンツを履いてる時点でムラムラっとしてしまうかもしれません。女性らしいシルエットを堪能できる部位でもあるため、多くの男性が惹かれるポイントと言われます。また脚フェチなど女性の下半身に注目してしまうタイプの男性はM気質があることも多いです。
②足フェチ
脚フェチと似ていますが、足フェチは主に「足首から下」にこだわるタイプです。靴や靴下、ストッキング越しの足先がたまらないという人や、裸足の甲や足裏、指の形に魅力を感じる場合も。中にはパートナーの足を舐めたり踏まれたりするのが興奮するという人もいます。女性の下半身の中でも下の方に魅力を感じてしまうのはM男性の証拠ですね。もし女性の足先や足裏ばかりみてムラムラっとしてしまうようなら、それはMであり、足フェチと言えるかもしれません。
③手フェチ
「手がきれいな人に惹かれる」「男性の血管の浮いた手がたまらない」というように、指先や手の甲をセクシーだと感じるフェチ。実際、多くの女性が男性の手に惹かれる傾向があり、あるアンケートでは、女性の約47.5%が自分を「手フェチ」だと認識しているとも。仕事や趣味でよく使う手はその人の人生が現れるとも言われ、女性でも男性でも人気の部位です。モテる男性は爪や指先がキレイだとも言われていますが、実はかなり重要な部位かもしれません。
④腕フェチ
腕フェチは筋肉質な腕から、華奢で細い腕まで好みは千差万別。異性の腕に特別な魅力を感じることを指します。実際、あるアンケートでは、フェチがあると回答した人のうち、約8.8%が腕フェチであると言われています。腕フェチでは「腕まくりをした瞬間の筋肉が好き」という人もいれば、「包み込まれるような安心感を覚える」といった心理的要因が働くケースもあります。腕は男らしさを示すバロメーターのような要素なので、適度な筋肉を付けるのはモテ要素となるでしょう。
⑤鎖骨フェチ
鎖骨フェチは、特にシャツやブラウスの襟元から見える鎖骨のラインに強い色気を感じるタイプです。異性の鎖骨に特別な魅力を感じる嗜好を指します。男性の約30%、女性の約20%が鎖骨フェチであるとの調査結果もありますね。軽く露出するだけでも印象が変わるため、ファッションでも意識しやすい部位となっています。男性の骨ばった鎖骨に、強さを感じることもあれば、きれいな首筋に細い鎖骨を見ると「守ってあげたい」という衝動に駆られるかもしれません。鎖骨はそれぞれの性別特有の魅力を感じる部位ですね。
⑥首・うなじフェチ
首筋やうなじは「無防備さ」や「恥じらい」を感じやすい部位とされています。あるアンケートでは、フェチがあると回答した人のうち、約2.1%が首・首筋・うなじフェチであるとされています。髪の毛をかき上げたときに覗くうなじにドキッとした経験を持つ人は多いでしょう。浴衣や和装でアップヘアにしたときのうなじが好き、というのも首フェチ・うなじフェチの一例ですね。特に男性が女性に対してドキッとする要素と言えるでしょう。
⑦胸フェチ
男女問わず「胸が好き」という人は多いですが、男性のほうが顕著に表れやすいフェチと言えます。「豊満なバストに母性を感じる」「むしろ小ぶりな胸が好き」など好みはさまざま。下着や衣服から少し谷間が覗いているシチュエーションに興奮する人もいます。⑧お尻フェチ
欧米文化ではバストフェチと並ぶほどメジャーなフェチ。丸みのあるヒップやピタッとしたタイトスカート越しに見えるシルエットは、多くの尻フェチを魅了します。男性のお尻が好きな女性も増えており、「鍛え抜かれたヒップラインに目が行く」という声も。⑨筋肉フェチ
たとえば「腹筋が割れている男性を見るとドキドキする」「細マッチョな逆三角形の背中に弱い」といった感覚です。女性に多い印象ですが、男性同士でも筋肉美に見とれる人がいます。努力の成果を象徴する筋肉は、美しさや力強さをアピールする要素として魅力的に映るのでしょう。⑩髪フェチ
ロングヘアやショートヘアなど、髪型そのものに萌える人もいますが、根本的には「髪の質感・香り・動き」にときめくケースが多いです。サラサラの髪が好き、逆にクセ毛の色っぽさがたまらないと感じるなど、人それぞれ。シャンプーの匂いや手入れの行き届いた髪に惚れ込む方もいます。⑪匂い立つ汗フェチ
運動後などにうっすら汗ばんだ肌や、汗の匂いに興奮を覚えるタイプ。いわゆる「匂いフェチ」と重複しやすく、エネルギッシュな雰囲気に惹かれているとも考えられます。汗が苦手という人も多い中で、独特の生々しさや色気を感じるのが汗フェチの特徴です。
視覚以外にもいろいろ! 声・匂い・触感など感覚的フェチ
先ほどは身体の一部へのフェチを詳しく見ましたが、聴覚・嗅覚・触覚などを刺激するフェチもよく知られています。こちらも簡単に一覧で挙げてみましょう。
- 声フェチ – 低音ボイスやかわいいアニメ声など、声質にグッとくる。
- 匂いフェチ – 香水やシャンプー、体臭まで「たまらない匂い」が人によって異なる。
- 方言フェチ – 普段は標準語なのに時折でる訛りや方言にキュンとする。
- 触感フェチ – 肌や髪の毛、布地などの触り心地を好む。スベスベ肌に弱いなど。
⑫声フェチ
人の声を聞いてゾクッとしたり、特定の声質に魅力を感じたりするタイプ。電話越しに話すだけでもドキドキする場合があり、「顔より声が大事」という人もいるほどです。⑬匂いフェチ
嗅覚に直接訴えるフェチで、花のような香りから体臭・汗のにおい、場合によっては排泄物のにおいまで多岐にわたります。恋人の服や枕を嗅ぐと安心するという人も多いでしょう。⑭方言フェチ
「〇〇弁を喋る異性がかわいい・かっこいい」など、話し方や訛りに強く惹かれます。ギャップ萌えを感じるケースが多く、都会育ちの人が地方の方言に惹かれる、またはその逆という形がよく見られます。⑮触感フェチ
触れることで快感を覚えるフェチです。相手の肌はもちろん、シルクやベロアなどの生地、絨毯の毛並み、髪の手触りなど「触り心地」の良さに執着を示します。ある意味、感覚的な官能を大切にする嗜好と言えるでしょう。服装・アイテムへのフェチ:コスプレ・制服・下着など
人間のパーツではなく服装・アイテムに魅了されるケースも少なくありません。以下の箇条書きで代表的なものを挙げてみます。- 眼鏡フェチ – 眼鏡をかけている姿に色気を感じる。
- 下着フェチ – 色やデザインに強いこだわりを持ち、ランジェリー姿に興奮する。
- ストッキング・タイツフェチ – 生地越しに見える脚のラインや、伝線の仕方に萌える。
- 制服フェチ – 学生服やナース服、スーツなど特定の制服姿にドキッとする。
- コスプレフェチ – 非日常的な衣装やキャラクターの格好を見る、または自分がすることに興奮する。
- ヒール・靴フェチ – ハイヒールを履いた足元に注目する、もしくは靴自体に興味がある。
⑯眼鏡フェチ
「普段はコンタクトの人がたまに眼鏡をかけると萌える」「フレーム越しの目元がセクシー」など、眼鏡をかけた状態にグッとくるタイプ。知的なイメージとのギャップを感じる人も少なくありません。⑰下着フェチ
ランジェリーやボクサーパンツなど、下着姿そのものを興奮材料とするフェチです。可愛い・セクシー系・清楚系など、好みのデザインや色合いが人によって異なるのも特徴。一部では「汚れている下着が好き」という極端なケースも存在します。⑱ストッキング・タイツフェチ
脚フェチと重なる部分がありますが、布越しの足の輪郭や質感に惹かれるタイプ。伝線や破れなど「少し乱れた状態」に興奮を覚える人もいます。OLや秘書などビジネスシーンのコスチュームに対する憧れから発展することも。⑲制服フェチ
学生服やナース服、警察官の制服など、特定の職業・立場をイメージさせる服装に萌えるフェチ。これは「コスチュームプレイ」として風俗産業でも人気ジャンルのひとつで、非日常感や「なりきり」の楽しさがポイントです。⑳コスプレフェチ
アニメやゲームのキャラクター、ハロウィン仮装など、普段着と全く違う恰好をする「コスプレ」に色気を感じるタイプ。女性だけでなく男性もコスプレをして楽しむ人が増えています。架空の世界観を身につけることでリアルとのギャップに萌えることが多いです。㉑ヒール・靴フェチ
ハイヒールやブーツなど、足を包むアイテムそのものが大好物というケース。靴の匂いや使用感にフェティシズムを感じる人もいれば、足元が持つ女性らしさ・男性らしさに魅力を見出す人もいます。いずれにせよ足と一体化した状態がポイントになることが多いです。ここまでくると珍しい? 少し変わった性癖・特殊なフェチ
次は、人数としては少数派で、やや理解されにくい「特殊なフェチ」に目を向けます。中には犯罪リスクのある行為や、相手の同意が不可欠なものも含まれるため、取り扱い注意です。- SM(サディズム & マゾヒズム) – 他者を苦しめたり、逆に苦しめられる行為を好む。
- 年齢退行プレイ(赤ちゃんプレイ) – 赤ちゃんのように振る舞い、甘える・世話される喜びを感じる。
- 露出願望(エキシビジョニズム) – 人前で裸になる・性行為を見られることに興奮する。
- 覗き趣味(ボイユリズム) – 他人の裸や行為をこっそり見たり盗聴したりすることに興奮する。
- スカトロ(排泄系フェチ) – 尿や大便などの排泄行為・排泄物そのものに魅了される。
- 複数プレイ好き(乱交・スワッピング) – 3P以上やパートナー交換など、大勢での性行為に惹かれる。
㉒SM(サディズム & マゾヒズム)
加虐性愛(サディズム)と被虐性愛(マゾヒズム)の2種類があり、「相手を苦しめたい」「苦しめられたい」という欲求を満たすプレイ全般を指します。ロウソクやムチ、首絞めなどハードなものも含まれるため、双方の同意・安全対策が絶対に欠かせません。㉓年齢退行プレイ(赤ちゃんプレイ)
おしゃぶりやオムツをつけるなど、赤ん坊になりきる行為を好む性癖です。実際に母乳を飲ませてもらうケースもあります。「厳しい現実から離れ、無条件に甘えられる幸福感」を求める心理背景があるといわれています。㉔露出願望(エキシビジョニズム)
公衆の面前や人目につく場所で脱ぐ・性行為をすることに興奮するタイプ。背徳感やスリルを求める人が多いですが、法に触れる危険が大きいため注意が必要です。公共の場での露出は「公然わいせつ罪」に当たります。㉕覗き趣味(ボイユリズム)
他人のプライベートな様子を盗み見る行為に刺激を感じるフェチ。こちらも盗撮・盗聴は犯罪となるので、実際に行うのは厳禁です。ハプニングバーなど合法的に互いの行為を観察できる環境を探す人もいるようです。㉖スカトロ(排泄系フェチ)
尿や大便、放屁など、一般的には敬遠される排泄行為に興奮を覚える極めて特殊な性癖。「人前では隠すもの」を見たい・触れたいという禁断感が魅力だといわれています。パートナーが嫌がる可能性も高いので、実践には細心の注意が必要です。㉗複数プレイ好き(乱交・スワッピング)
複数人で同時に性行為を行う「乱交」や、カップル同士でパートナーを交換する「スワッピング」に興奮するフェチです。より強い刺激や背徳感を求める典型的な例ですが、性感染症リスクや倫理観の問題も大きいため、慎重に考えるべきでしょう。性癖・フェチはどうして生まれる? その心理と原因
性癖やフェチ(フェティシズム)がどのように生まれるのか、その要因については諸説ありますが、一般的によく言われる心理的・発達的要因をいくつかご紹介します。実際には複数の要因が複雑に絡み合っている場合が多く、「これが必ず原因」と一概に言うことは難しいですが、参考までに代表的な考え方をまとめてみます。
①条件づけ(パブロフの犬)
思春期などで性的興奮を覚えやすい時期に、特定の対象や状況と性的快感・興奮が同時に経験されると、その対象や状況自体が快感と結びつきやすくなります。何かしらの香り(シャンプー、香水など)を嗅いでいるときに強いドキドキを経験すると、「その香り=性的興奮を感じさせる刺激」として脳が学習したりします。
よくあるのが彼女とセックスをしていて、密着している時の彼女の香水の香水や汗の匂いと快感が混ざって匂いフェチになったなど。快感とセットで条件付けされることで性癖となるパターンが多いです。
②報酬や罰による条件づけ
これは快感や罰によって条件付けされる性癖です。
例えばソフトSMなどで「私のこと好き?好きって言ったらイカせてあげる♡」なんと言われると、ついつい好きって言っちゃうみたいな感じです。相手に対して何度も「好き」と言いながら絶頂を迎えることで、どんどん好きになってしまうのです。
ある刺激に触れたときに「快感を得られた」という報酬が繰り返されると、その刺激に惹かれるようになります。あるいはあえて快感を与えないという罰を与えることで、よりその快感を欲する状態になっていくこともあります。
③幼少期の体験
幼少期や思春期に印象的な出来事や感情が絡むと、それが大人になってからの性的嗜好へ影響を与えることがあります。たとえば母親や身近な人の香りと安心感が強く結びついていた → 後にその匂いを嗅ぐと性的な興奮や落ち着きを覚えるなど。
④トラウマや強烈な経験
ポジティブな経験だけでなく、恐怖やトラウマ的な体験が逆説的にフェチや性癖として定着することもあります。人間の心理は必ずしも一方向だけで作用するわけではないため、強い感情を伴った体験はさまざまな形で残る可能性があります。
たとえばSな彼氏に犯されるようなセックスをされたことで、犯される刺激が癖になってしまうなどです。」
⑤ストレスや欲求不満
何らかの欲求不満や不安感情を抱えていると、それを別の形(特定の対象への強い執着)で満たそうとする無意識の防衛機制が働くこともあります。たとえば、日常生活のストレスを「あるフェチ行為」を通じて解消している場合などが挙げられます。
よくストレスが多い人がお酒に逃げたり、タバコを大量に吸う、パチンコに行くなどがありますが、それと似たようなものと考えればよいです。
⑥AVの見すぎ
AVや漫画などから影響を与え、性的嗜好を形成・強化することがあります。AVや漫画は一人で見ていく内に「特定の趣味や趣向に偏る」という特徴があります。多くの男女にとってAVは色んなジャンルを幅広く見ているというよりは、好きなジャンル(又は女優)ばかりを掘り下げているケースが多いと思います。
似通ったプレイばかりを見ている内に性癖が歪んでいってしまうのです。特定のシチュエーションや対象が繰り返し「魅力的」として描かれると、それに引き寄せられやすくなります。
⑦恋人の影響
フェチや性癖はときに恋人の影響を受けることがあります。たとえば彼女が耳を舐めるのが好きで、何度も耳を舐めているうちに彼氏が耳舐めで絶頂するのが癖になってしまったなど。彼氏や彼女のプレイによって快感を与えられ続けていく内に、どんどん性癖が強化されるケースもあります。
パートナーに性癖やフェチを打ち明ける際の注意点
「自分だけの特別な性癖やフェチを持っている」と感じたとき、パートナーにどのように伝えるかは大きな悩みの種ですよね。相手との距離感や反応が気になるのは当然です。しかし、お互いに安心して話し合える関係を築くためには、タイミングや伝え方を工夫することが大切です。ここでは、打ち明けるときに押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
①タイミングを選ぶ
自分の性癖やフェチを伝えたいからといって、付き合いはじめの段階でいきなり深い内容を話すのは別れの危険性があるのでやめておいたほうが良いです。またなるべく話すなら雰囲気が良い状況を作ってからの方が成功しやすいでしょう。
個人的な打ち明けの一番良いタイミングは「女性が絶頂した後」です。女性は絶頂を迎えたあとは精神的に穏やかになるため、性癖を打ち明けても引かれる心配はほぼありません。焦らず、段階を踏んで少しずつ打ち明けることで受け入れられやすくなりますよ。
②相手の性癖を先に満たす
パートナーが必ずしもあなたの性癖やフェチを理解し、受け入れてくれるとは限りません。初めて聞く内容に戸惑いや不安を抱くこともあるでしょう。そんなときは、相手の性癖を満たしてあげることがかなり有効です。自分にも性癖があるなら相手にもあります。それは言ってないだけでたいていの男女には性癖やフェチが存在するのです。
相手のフェチや性癖を十分に満たしてから自分が打ち明けることで、むしろ今までよりも盛り上がるきっかけになるかもしれません。
③無理強いはしない
たとえ自分が興味を持っているプレイやシチュエーションであっても、それが犯罪や危険行為に結びつく恐れのある場合や、パートナーに強い不快感を与える内容であれば、無理に押し通すべきではありません。相手の理解や同意が得られないまま行うことは、思わぬトラブルやトラウマを生む原因になりかねません。
どうしても実現したいプレイがあるなら「リスクや不安をどう減らせるか」を一緒に考えることで、お互いの落としどころを見つけやすくなるでしょう。 性癖やフェチは人それぞれ異なるものです。お互いに尊重し合いながら、少しずつ理解を深めていくことが大切です。
まとめ
一般的なフェチから特殊・異常性癖に至るまでさまざまな性癖を紹介しました!性癖やフェチの種類は実にかなり多くて、人によって興奮ポイントが違ったりします。 大切なのは、お互いが安心して楽しめる範囲で行うことです。また、どうしても周囲に理解されにくい場合もあるため、特殊すぎる性癖においては打ち明けるのはかなり気をつけたほうが良いかもしれません。 性癖を正しく理解してうまく付き合えば、これまで以上に満足度の高いセックスライフやパートナーシップが築けるはずです。
自分の欲求にオープンになりつつ、相手とのコミュニケーションを大切にしてみてくださいね。
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